こんにちは!!
建築部の河原と申します。
今回は、建物計画を敷地に描き出す『位置出し(いちだし)』についてご紹介します。
地縄張り(じなわはり)とも言われており、工事着工の大事なスタートラインでもあります。
建物基準の寸法と道路境界点、隣地境界点を確認し、測量機械でそれぞれの
距離と角度を計測しながら各建物交点にポイント杭を設置し、縄で結び付けます。
1)測量機械で計測作業を行っている様子です。
2)縄張り作業中の様子です。
縄を結び終えると、各建物寸法や境界までの計画寸法を入念にチェックします。
3)計画寸法をチェックしています。
ポイント杭を打ち終えると、新たに逃げポイントを設置します。
逃げポイントとは、実際に建物を建てる部分のポイントは建築工事を進めていくとポイントが無くなってしまいますので、
工事でポイントが無くならない部分に基礎工事期間中、定期的な基礎寸法の確認等を行う基準となる「逃げポイント」を設置します。
建物計画通りの正確な工事を行う為に非常に大切なポイントとなるため、特に注意して設置します。
4)逃げポイント設置しています。
1件1件スタートラインから水平、垂直、直角を大切に
心を込めた住宅づくりを目指してこれからも活動していきますので
今後とも宜しくお願いいたします!!